賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

選択肢は気楽に選ぶ 川村元気「仕事。」

人生は選択に明け暮れていると言ってもいいでしょう。配偶者を選ぶという、人生に影響を与えるものから、仕事では重要な備品の購入先をA社とB社のどちらにするかという緊張を強いられるもの、さらにはランチをカレーにするか、ラーメンにするかという、ささやかだけれども、その日の幸福感を左右するものなど、毎日が選択の連続です。

 

選択をする時、思い通りの結果になるように、またあとで面倒なことにならないように、ベストの方法を取りたいものと思うあまり、あれこれ悩んでなかなか決断できないあなたに、各界で活躍する仕事士のインタビュー集、川村元気著「仕事。」から、背中を押してくれる言葉を紹介します。

 

芸能界で「おにゃん子クラブ」や「AKB48」など、超一級アイドルグループをプロデュースし、業界で最大級の実績を挙げ、重鎮の一人となっている秋元康さんが、選択肢についての考えを述べています。

 

「僕が56年(当時)生きてきて思うのは、二つの道があったとして、慎重に、間違っちゃいけないと思って選んだ道でも、人間は間違えてしまうもの。常に正解のほうになんか進めないんだよ。だから、間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。間違いとか失敗とか全然関係ないって感じで、何度でも甦ってきて、たまに『アイツの右ストレートはすごい』って仕事をするやつが、最もクリエイティブだよね。」

 

秋元さんの言葉には、2つの大切なポイントがあります。

 

1つ目は「間違うことを前提として、選択肢は気楽に選ぶ」

2つ目は「間違っていると思ったら、直ちに軌道修正する」

 

最近は、世の中の変化の激しさと不透明さに連動して、仕事にスピード感と創造性が求められています。秋元さんの考えは、世の中のトレンドにマッチしたものです。

 

「間違えたら修正すればいい」と割り切って、決断を速くしてみましょう。これまで以上に多くの成果を出せるでしょう。