賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

頭がキレるだけでは不十分

仕事の処理スピードが速く、プレゼンをさせれば立て板に水のように明解で、案件が採用されやすいというような頭のいい人は、誰にも一目置かれ、「自分もあんな風になりたい」と、羨望のまなざしを向けられるものです。

 

ただ、それだけでは人間的魅力を持つには十分ではありません。

 

頭が良いけど、いつもむっつりしている人には、近寄り難い印象を与えますし、ましてや、人を批判するような性格だと、「仲良くなりたい」とか、「力になってあげたい」という気持ちにはならないものです。

 

では、どんな人が魅力的なのでしょうか? 「超約 ニーチェの言葉」に、人を惹きつける人になれる秘訣が紹介されています。

 

「シャープでスマートだけではいけない。鈍くさいところも必要だ。シャープでありながら鈍くさいところもあることによって、愛嬌があるように見られて、人に好かれるようになるし、誰かが手伝ってくれたり味方になる余地も出てくる。そして、切れるだけのときよりも、ずっと得をすることになる。」

 

歴史上で最も頭が良い人の一人に挙げられるニーチェの言葉なので、重みがあります。

仕事力を上げる努力も大切ですが、それと同じくらいツッコミどころがあることも大事なのです。

 

少し抜けたところのある人のほうが、他の人が近づきやすく、様々な情報が得られたり、未経験の活動に誘われるなど、新天地につながるチャンスに恵まれ、豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。