人間、生きている間、仕事の失敗や、人間関係の破綻、大事なものを失うなどで、打ちのめされた気分になることが一度や二度はあるものです。
しかし、遅かれ早かれ気持ちを元に戻し、前に向かって進んでいかなければなりません。それならば、心をいち早くリカバリーしたほうが、時間という資源を無駄遣いせずに済みます。
どうしたらどん底の状態から抜け出せるのでしょうか? 渡部昇一・神田昌典著「日本人の成功法則」にその答えがありました。
ほんとうに辛くなったときは、辛いことに抗うのではなく、頭を真っ白にして受け入れることが大事ということです。
そして、余計なことは何も考えないで、とにかく目の前の仕事だけをこなします。
すると、自分で思っていたよりも大量の仕事を処理し終わっているだけでなく、何かボーンと次元が変わっていることがあります。
悩みから解放された上に、自分のレベルが一段上がった瞬間でしょう。
気分が落ち込んだら、やるべきタスクを書き出し、ひたすら片付ける。タスクが思いつかないなら、将来実現したい目標を考えて、それを実現するために毎日しなければならないことは何かをリストアップし、ひたすらそれを実行するとよいでしょう。
いやなことが消滅する上に、自分の成長にもつながる、一石二鳥の方法です。
是非お試し下さい。