賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

「自爆」をしてしまう3つのタブー

何げない一言のせいで、心ならずも窮地に陥ったり、人間関係が悪化してしまったりした経験ってないでしょうか?

 

日垣隆著「ラクをしないと成果は出ない」に、自分が原因でトラブルになってしまう三つの法則が紹介されています。

 

1.嫌なことに二つ以上の理由をつけること

断りたいことがあるときは、くれぐれも二つ以上の理由をつけてはいけない。理由が多くなると、「全力の本音」とは関係ない理屈をこねることになり、簡単に論破されるどころか、「あいつは信用できないやつだ」と思われかねない。

 

2.自分にできないことを、できると言ってしまうこと

自分の実力のほどを見極めておかないと、ちょっとした大風呂敷で、やけどすることになる。 また、できもしないことを出来ると言ったら、相手に迷惑をかけることになる。

 

3.自分にできないことを他人のせいにする

仕事に関して、「○○さんがなかなか返事をくれなかったから、私の企画が通らなかった」というのは自爆である。

自分に関する責任は、自分にしか負えない。人を変えるより、自分を変えたほうがラクである。

 

自爆した経験のある人、3つのうちのどれかに心当たりがないでしょうか?

 

私はこれまで「1」で自爆しまくりました(笑)。嫌なことを断る理由は多いほうがいいと思っていたのですが、思い返してみると、どれか一つが論破されて、自分の浅はかさが露呈した上に、結局やらなければならない羽目に陥って、後味の悪い経験をいやというほどしています。

 

「主張に理由3つをつけると説得力が増す」という原則は、多くのビジネス書で常識のように書かれていますが、嫌なことを断る場合は例外で、「本音の理由1つ」だけを言うべきだということは、目から鱗でした。

 

「2」、「3」も、ついやってしまいそうなことですね。余計なストレスを抱え込まないように、普段から意識してこれらを遠ざけて、自爆から身を守りましょう。