書物を買って読む人と、読まない人の仕事能力の差は大きい。
鷲田小弥太「本の定番ブックガイド」
これまで読書歴30年の経験から断言できることは、本は自分のお金で買うほうが、自分の血肉になります。
図書館で借りたり、人にもらった本は、どんなに価値のある本でも、読まずに返却したり、本棚に入れたまま開かないことが多いです。
これは、自腹を裂いて買わなかっった本からは、元を取ろうという考えが薄いからだと思います。
やっぱり、自分で買った本のほうが、借りたりもらったりした本より、読破率が高くなるし、知識を自分のものにできると思います。
そして、私の場合、読んだだけでは内容を忘れてしまうので、「重要かつ役に立つ」と思った一文を抜き出し、エクセルファイルに入力して保存しています。
そして、仕事を効率良く片付けたい時や、人間関係に悩んだ時などにファイルを開き、偉人、哲人、達人の知恵を借りて乗り越えてきました。
仕事能力は高くなったかと問われると、私は自分を人と比べることはしないので、実感はしませんが、このファイルのおかげで、危機をいくつも乗り越えることができたことは断言できます。
そして、これまで集めた知識を自分のためだけに使うのはもったいないと思ったので、このブログのネタ帳にし、読者の皆さまと共有しています。
ほとんどの本は2000円以内で買えます。読書は大きなリターンが得られる、コストパフォーマンスが高い投資だと思って、ケチらずに、自分のお金で本を買いましょう。
まとめ
本は自分のお金で買うと、元を取ろうという気持ちが起こり、無意識に知識を吸収しやすくなります。本の投資効果を向上するには、心に響いた一文を抜き出し、パソコンで一元管理をすることです。迷った時や困った時にファイルをひもとくと、問題解決に役立ちます。