賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

アドラー哲学が結論付けている、幸せになるための答え

 幸せになるための答えは「他の人を幸せにする」ことです。そして「そのための能力を身につける」ことです。反対に、不幸な人は、どんなにお金があっても、健康であっても、社会的地位があっても、他の人を幸せにしていない人です。 

つまり幸せになるためには

  1.自分の能力を発揮できること

  2.それが他の人のためになっていること

  が条件である。 

                  向後千春 「アドラー実践講義 幸せに生きる」

 

 前回に引き続き、幸せになるための条件について紹介します。

 

 前回案内したように、まず健康であることが幸せになるための土台です。

その上で自分の能力を発揮し、それが他の人のためになっていることが、幸せになるために必須とのことです。

 

 つまり、前回の樺沢紫苑さんが提唱する幸せの定義では、人のためになることで、「健康」の次に優先される「人とのつながり」が満たされます。

 

 そして自分の能力を発揮することで3番目の「達成」が実現するということになります。人に認められることで、自己重要感も満足できることでしょう。

 

 樺沢紫苑さんの3つの幸せの定義を、幸せになるための基本的な地図として頭の中にインストールしておくと、これまで多くの哲人が遺した幸福論の理解度や味わいが深まりそうです。

 

 さて、アドラーが提唱している幸福を実現するためには、以下のような実践が必要となります。

  • 自分のスキルを磨き続けること
  • 困っている人がいたら、力の及ぶ範囲でサポートすること 

 10分でもよいので、毎日決まった時間を確保して、自分のスキルを磨き続けましょう。どんなスキルを思いつかない場合は、「自分では楽勝なのに、他人からベタ褒めされた経験があるスキル」を過去の記憶から引き出して、磨き続けて下さい。

 

まとめ

 幸福感に満たされるには、自分のスキルを磨き続け、それを人のために役立てましょう。「幸福の条件」である、「人とのつながり」と、「達成感」が満たされます。