賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

敵も従う仕事の判断基準

 会社の内部が敵だらけでも、「この会社にとって一番いいことは何なのか」という観点でのみ行動していくと、どんな敵も「このやり方は文句のつけようがない」と白旗をあげてくる。ブレない判断基準こそ、敵も味方も結びつける武器となる。 

          長谷川和廣「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」

 

 自分の仕事を、迷いを持たずに進めていくには、組織の目的を意識することが大事でしょう。

 

「この組織の利益になることは何か」という問いを常に頭に置いて、それに対する自分の答えに基づいて仕事を計画し、実行すると、誰に横やりを入れられようと、迷うことなく突き進むことができます。

 

 反対に、「上司や同僚に気に入られたい」という考え方で仕事をしていると、他人の気持ちや言動によって仕事の方向性が変わってしまいます。

 

 例えば、ある作業の段取りをしていたとしましょう。「この進め方であれば、上司に文句を言われないかな?」という考えで進めていると、「このやり方ではダメだよ」という上司の一言で一からやり直しになってしまいます。

 

 仕事を手伝ってくれている人がいたら、その人にも迷惑をかけることになります。また相手の自分への信頼感が薄れてしまいます。

 

「時間・人件費コストの低減を念頭に、最適な状況を最速時間で達成する」という、組織の利益を考えて段取りを進めていれば、上司の横槍が入っても、納得させる機会が得られ、時間のムダを防ぐことができるし、自分に自信を持って仕事を進めることができます。

 

 「組織の利益を最大限にする」という考えに基づいた仕事をすることで、他人に惑わされることなく、信念を持って仕事に邁進することができるでしょう。

 

まとめ

 自分の仕事を「組織の利益を最大にする」という観点から計画し、進めていきましょう。他人に何と言われようとも、ブレずに実行できるようになります。