賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

スキルを生涯磨き続けましょう

 40歳になって、何としてでもがんばろうと思うなら、勉強するしかない。アヒルの水かきでもいいから、スキルを磨く方向に進む。部長という「名札」ではなく、労働市場で「値札」のつく自分になることだ。(大前研一) 

  「仕事力」朝日新聞広告局

 

 40歳ともなれば、20~30代に積み上げた業績に応じて、組織内で一定の肩書を持ち、また「○○といえば○○さん」という暗黙のアイデンティティが確立されています。

 

 人によっては定年を迎えるまでこのポジションに安住することでしょう。しかし、我が国は高齢化が進み、生涯現役が求められる社会になってきています。

 

 40代で成長を止めてしまったら、この後も長年続く仕事人生が味気なくなり、また技術の進歩で自分のスキルが陳腐化し、組織内での立場も危うくなりかねません。

 

 生涯現役時代を楽しく過ごすために、40代になってもスキルを磨き続けることは重要です。

 

 スキルを磨き続けることで、次のようなメリットがあります。

 

 1.組織で他の人に代替できない存在となり、自尊心が満たされる

 2.会社を離れても自分で稼げるという自信がつき、精神的余裕が生まれる

   3.自分の成長を実感することができるので、幸福感を感じることができる

 

 身につけたい、あるいはグレードアップしたいスキルを決めて、磨き続けましょう。コアタイムにしやすく、頭が冴えて体力も充実している早朝に取り組むのがベストです。

 

 私の場合は、文章力と英語力を身に着けることを目標にしています。理由は次のとおりです。

 

・人に伝わりやすい文章を書くことができれば、ネット社会で重宝されるので、いざ組 織を離れても仕事に困らないと見込めるため

 

・日本は英語教育が熱心で、良質な教材が山ほどあるにもかかわらず、日本語と全く異質の言語であるため、依然苦手な人が多く、少しでも読み書きできると重宝されるため

 

 これらのスキルを磨くために、このブログの記事を書き、TOEICの音声問題をディクテーション(聞いた通りに書き写す)したり、英語の小説や論説を読むことを毎朝のルーチンワークにしています。

 

 取り組んでいる時間はわずかですが、記事が完成した時や、英語を正しく聞き取れた時は、「一歩前進できた」と感じることができ、毎日ささやかな充実感を味わっています。

 

「とはいっても、自分はどういうスキルを磨けばいいのか見当がつかない」 

 

 というあなたには、自分が得意とするスキルをグレードアップすることをお勧めします。得意分野は短時間でスキルアップしやすいからです。

 

 得意分野の見つけ方は、「自分では簡単にできるが、それを他人が意外なほどベタほめしてくれるもの」です。

 

 これまでの記憶をたどり、他人に「すごい」と言われたスキルをピックアップしてみて下さい。

 

 一日の中で少しでもスキルを磨く時間を確保し、毎日取り組むことで、幸福を感じることができ、自分の市場価値を上昇させることができます。 

 

まとめ

 生涯現役が現実になりつつある現在、年齢を気にせずスキルアップを続けましょう。スキルの選び方は、自分にとっては簡単でも、他人に褒められるものが狙い目です。