賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

仕事の効率を上げるために、躊躇せず人に聞きましょう

 分からないことは、自分で考えず、人に聞きまくる。素直な心ですべての人々に教えを請う。知りたいことを具体的に質問するスキルこそ大切である。

             佐藤昌弘「会社を成長させるために絶対に必要なこと」

 

 仕事をしている限り、わからないことが炭酸水の泡のように次々と発生します。 

 

システムの操作方法、書類作成のルール、新しく引き継いだ仕事の、これまでの進捗状況・・・・。

 

 すべてを自分で調べていたら、途方もない時間を消費してしまい、パフォーマンスがガタ落ちしてしまいます。

 

 「あーっ、今日1日でやった仕事といえば、システムの操作方法を1つ分かっただけだったな・・・」

 

 ということになりかねません。

 

 当然のことですが、分からないことがあれば、その内容に一番精通している人に聞くことが最速の解決方法です。

 

 「そうはいっても、相手の仕事の邪魔したら悪いと気をつかったり、相手が話しかけるなオーラを出しているから、聞きづらいんだ」

 

 とおっしゃるあなた。

 

 相手に抵抗感なく教えてもらえる質問法を紹介します。

 

「○○について、ここまで調べたのですが、○○の点がどうしても分かりません。教えてもらえませんか?」

 

 ある程度自力で解決しようとしたことを伝えましょう。こうすれば、相手への「丸投げ感」が薄まり、しかし、調べるのは10分くらいで切り上げましょう。

 

 下手に調べるより、一番詳しい人に聞くのが、正しい答えを素早く得ることができます。なお、質問内容は具体的であると相手も答えやすくなります。

 

 また、相手に気持ちよく教えてもらうために、次の点にも留意しておきましょう。

 ・相手が忙しそうにしている時は質問を控える

 ・第一声は「今、お時間大丈夫ですか?」と相手の都合を確認する

 ・普段から周りに目を配り、困っていそうな人がいたらサポートするよう心掛けてお く(信用残高を積んでおく)

 

 ただし、「そんなことも知らないのか!」とマウントをとってきたり、「自分で調べろ」などと、突き放す人がいます。こういう人は、自分が何も知らなかった頃の気持ちを相手に感じ取る共感力が欠けています。さらに自分が過去に困った時に、人に助けてもらったはずですが、その時の感謝の気持ちを忘れてしまっています。

 

 共感力や感謝の心がかけているために、このような反応をするのです。

 

 そういう人には質問するのは避けて(かかわりすら持たないほうがいいでしょう)他の人にあたってみましょう。

 

 仕事の効率を上げるためには「人に聞く」ことが必須です。相手に気持ちよく教えてもらう方法を身に着けて、躊躇せずに聞きまくりましょう。 

 

まとめ

 仕事の効率を上げるために、分からないことが発生したらすぐに詳しい人に質問しましょう。その際、「ここまで調べたのですが」と伝えることを忘れずに。

 また気持ちよく答えてもらうために、日ごろから信用残高を積んでおくことを心掛けましょう。