賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

仕事は人生を楽しく生きるために必要なもの

 仕事の圧迫は心にとってきわめてありがたいものだ。その重荷から解放されると、心は一段と自由に遊び、生活を楽しむ。

 

 仕事をせずにのんびりしている人間ほどみじめなものはない。そんな人はどんなに美しい天分もいとわしく感じる。

 

  ゲーテゲーテ格言集」

 

 仕事をしている人の中には、「今の仕事は苦労が多い割には見返りがない」とか、「誰の役に立っているのかわからない」、「重箱のスミをつつかれるばかりで面白みがない」など、何らかの不満を抱えていることも多いと思います。

 

 そんな時、このゲーテの言葉は「現在仕事上で抱えている苦労や不満が大きいほど、それが終わった後の喜びは大きく、生きる喜びを感じられるんだ」と、つらい仕事を続ける上での心の支えになります。

 

 私も以前、仕事の重圧に数カ月間悩まされ、夜も眠ることができなかった経験がありますが、無事やり遂げた時の爽快感や開放感は、これまで味わったことのない素晴らしいものでした。

 

 私は趣味で釣りをしますが、この仕事が終わった直後に行った釣りには、格別の幸福を感じたものです。

 

 仕事で大変な思いをしたほど、やり遂げた後の幸福感は大きいとものだと実感しました。また、苦しいこともやがて終わりが来るということも。

 

 「宝くじが当たったら、こんな仕事、すぐ辞めるんだけどなあ」という言葉は、あちこちの雑談でよく聞かれます。私も今まで宝くじを当てて、のんびりと暮らしたいと考えたことが数えきれないほどあります。

 

 私はこの考えに対する戒めとして、敵のいないサッカーの試合を想像します。ゴールを邪魔する相手はいないので、点を入れ放題。でも、すぐに飽きて辞めてしまうでしょう。

 

 サッカーが面白いのは、何度も相手チームのディフェンスに阻まれた末、戦術を駆使したり、状況に応じてメンバーを入れ替えたりして、やっとの思いでゴールをするからです。相手チームのいないワールドカップなど、視聴率ゼロでしょう(笑)。

 

 仕事をせずにのらりくらりと暮らしている状態は、点を入れ放題のサッカーと同じで、つまらない人生になるでしょう。

 

 私はもし宝くじで1億円当たっても、仕事は続けようと思います(笑)

 

まとめ

 仕事で苦しい時は、それが終わった時の幸福感を想像して、心の片隅に期待を残しつつ、一歩ずつ進みましょう。