賢人の知恵いいとこ取り事典

読書歴30年の理系の博士が、仕事や人生に役立つ賢人の知恵を発信します。

幸せになるための種まきの方法

 「運は人についてくる」といわれています。

 

 「開運グッズ」と幸福の因果関係ははっきりとしていません。また誰とも関係を持たずに、たった一人で頑張っていても、いきなり天地がひっくり返るような幸運が舞い込むことは期待できません。

 

大好きでやりがいのある仕事や、富につながる大きなチャンスを持ってきてくれるのは、やはり人です。

 

では、どんな人に幸福が運ばれてくるのでしょうか?

 

犬飼ターボ著「DREAM(ドリーム)」に、幸福が舞い込む人の行動特性が紹介されています。

 

それは、常に周りの人の成功を手伝ったり、出会った相手が何か困っていることや解決したいことがあるかを気にするようにし、できるだけ助けてあげることです。そうすると相手は恩を感じてくれます。

 

ただし、1を与えたらそのまま1が返ってくるわけではなく、100の種を播いて、そのうち1だけ大きく育って返ってくるのです。

 

だから、特定の人だけを助けるのではなく、多くの人の役に立とうとすることが幸福になる秘訣なのです。

 

その際に、できるだけ自分の能力を発揮できるようなやり方で行うのがベストです。自己重要感が満たされますし、労力をかけずにいい結果を出せるからです。さらに、あなたの能力が相手に認められ、自分の才能を活かせる仕事につながる可能性が高くなります。

 

自分の能力を使って多くの人に親切を施すことが、幸福への入り口なのです。

頭がキレるだけでは不十分

仕事の処理スピードが速く、プレゼンをさせれば立て板に水のように明解で、案件が採用されやすいというような頭のいい人は、誰にも一目置かれ、「自分もあんな風になりたい」と、羨望のまなざしを向けられるものです。

 

ただ、それだけでは人間的魅力を持つには十分ではありません。

 

頭が良いけど、いつもむっつりしている人には、近寄り難い印象を与えますし、ましてや、人を批判するような性格だと、「仲良くなりたい」とか、「力になってあげたい」という気持ちにはならないものです。

 

では、どんな人が魅力的なのでしょうか? 「超約 ニーチェの言葉」に、人を惹きつける人になれる秘訣が紹介されています。

 

「シャープでスマートだけではいけない。鈍くさいところも必要だ。シャープでありながら鈍くさいところもあることによって、愛嬌があるように見られて、人に好かれるようになるし、誰かが手伝ってくれたり味方になる余地も出てくる。そして、切れるだけのときよりも、ずっと得をすることになる。」

 

歴史上で最も頭が良い人の一人に挙げられるニーチェの言葉なので、重みがあります。

仕事力を上げる努力も大切ですが、それと同じくらいツッコミどころがあることも大事なのです。

 

少し抜けたところのある人のほうが、他の人が近づきやすく、様々な情報が得られたり、未経験の活動に誘われるなど、新天地につながるチャンスに恵まれ、豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。

 

陰口への対処法

「○○さんがあなたの企画に批判をしていたよ」と人づてに聞いて気分が落ち込んだり、人に陰口を言われていないか気にしている人に、対処法を紹介します。

 

Testosterone著「筋トレが最強のソリューションである」に、陰口に負けない心の持ち方が語られています。

 

「陰口なんて気にするな。直接言ってこないって事は嫉妬かビビってるクズ野郎だ。そんな人間のために感情を乱したり時間を使うのは馬鹿げてる。無視でいい。挑発に乗って怒ったら負けだ。君の感情と行動はそいつにコントロールされている。自分のボスは自分であることを自覚しろ。くだらん人間に感情を操らせるな。」

 

この本では筋トレをすると、このような考え方が身に着くと説明されています。

 

筋トレをすると、やる気や闘争心を向上するテストステロン、心を落ち着かせるセロトニン、多幸感につながるドーパミンが脳内で分泌されることが研究で明らかにされており、自信につながるということです。

 

言葉は悪いですが、「いざとなったら相手を力づくで葬れる」と思えるようになり、気持ちに余裕が生まれて、陰口など気にならなくなるそうです。

 

私も毎日のルーチンで筋トレをしていますが、職場で自分の仕事ぶりをたしなめられたり、仕事が自分に集中したくらいでは気になりません。

 

自分の中に目標を持って、実現に向かって努力をしていると、日常の些細な出来事に心を乱されることが無くなります。

 

「人生の目標を明確にするには、少し時間がかかるよ」と思う人は、筋トレから始めてはいかがでしょうか?

 

結果がすぐに外見に現れるので、楽しく継続できます。何と言っても、メンタルが強くなるので、強くお勧めします。

頭の良さより大切なものとは?

「この組織のシステムはおかしい」「あのチームの仕事のやり方はダメだ」「あいつは要領が悪い」などと、会社や他人の批評をする人って、職場に一人はいるものです。

 

確かに鋭い批評眼を持っているなあ、と感じることはあるのですが、自分がいないところでその人に批評されていると思うと、少し気分が悪くなります。中にはその人に良い批評をされるように気を遣ってしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、批評家はほとんどの場合は批評止まりで、改善のための行動をしようとはせず、周囲の評価も高くありません。その人の目を気にすることは時間と労力のムダというものでしょう。

 

では、批評力よりも大切なものは何なのでしょうか?

 

川村元気著「仕事。」は、あらゆるジャンルの一流の仕事人の、仕事や人生の考え方や、取り組みかたをインタビューした、有益な本です。

 

その中で、昭和の時代から「男はつらいよ」などの名作映画を創り、今なお現役で活躍している山田洋次監督の言葉が紹介されています。

 

批判する頭の良さより、いいなあと惚れ込む感性のほうが大事だ。アイツはばかだとか、あの作品はだめだとか、決めつけるのはかっこよかったり気持ちがよかったりするけど、そういう人間はえてして才能がない場合が多い。」

 

山田監督は物事のいい面を見ようとするタイプなのでしょう。「いいなあ」と思ったことを次の作品に反映するから、名作を次々に世に送り出すことができたのでしょう。

 

物事のいい面に着目することは、気持ちをそちらに向ければいいだけなので、頭を良くすることより簡単なことです。

 

仕事の成果が上がり、人生を充実させるために、意識してみてはいかがでしょうか?:

打ちのめされて気分がどん底になった時の対処法

人間、生きている間、仕事の失敗や、人間関係の破綻、大事なものを失うなどで、打ちのめされた気分になることが一度や二度はあるものです。

 

しかし、遅かれ早かれ気持ちを元に戻し、前に向かって進んでいかなければなりません。それならば、心をいち早くリカバリーしたほうが、時間という資源を無駄遣いせずに済みます。

 

どうしたらどん底の状態から抜け出せるのでしょうか? 渡部昇一神田昌典著「日本人の成功法則」にその答えがありました。

 

ほんとうに辛くなったときは、辛いことに抗うのではなく、頭を真っ白にして受け入れることが大事ということです。

 

そして、余計なことは何も考えないで、とにかく目の前の仕事だけをこなします

 

すると、自分で思っていたよりも大量の仕事を処理し終わっているだけでなく、何かボーンと次元が変わっていることがあります。

 

悩みから解放された上に、自分のレベルが一段上がった瞬間でしょう。

 

気分が落ち込んだら、やるべきタスクを書き出し、ひたすら片付ける。タスクが思いつかないなら、将来実現したい目標を考えて、それを実現するために毎日しなければならないことは何かをリストアップし、ひたすらそれを実行するとよいでしょう。

 

いやなことが消滅する上に、自分の成長にもつながる、一石二鳥の方法です。

 

是非お試し下さい。

超簡単に自信をつける方法

平成30年に内閣府が行った先進国(日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)の13~29歳の若者に対するアンケート調査で、「自分自身に満足している」という質問に、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた日本人は45.1%で、調査国中最低でした。

 

ちなみに1位はアメリカ人の87.0%。日本人の自分に対する満足度はアメリカ人の半分しかないという状況です。

 

世界で勤勉だと評価されている日本人の能力が、アメリカ人の半分しかないというはずはありません。

 

日本人は自分の能力を過小評価し過ぎていると判断せざるを得ません。

 

では、どうしたら自分の能力相応の自信を持つことができるのでしょうか?

 

犬飼ターボ著「オレンジレッスン」に、そのヒントが書かれています。

 

  • 自信がある人は、自分の成し遂げたことをひとつひとつ確認し、成功体験を数えて自分を褒めている。一方で自信のない人は、成功体験を偶然と考えている。」

 

  • 自信を育てたかったら、自分のやったことを褒めてあげて、できてもできなくても「よく頑張ったね」とねぎらう。「そんなことできてすごいね。」と尊敬の気持ちを自分自身に伝えるようにすればいい。

 

自分が成し遂げたことを、「自分が頑張った結果」だと認識することが、自信につながるのです。

 

この認識を強化する方法は、紙に書きつけることです。紙に書きつけることで、脳に自信が根付きます。

 

毎日寝る前に、どんなに小さなことでもいいので、自分の成し遂げたことを紙に書き出し、ニヤニヤしながら寝床に入りましょう。

 

そのうち、堂々と日々を送っている自分に気づくでしょう。

ミリオネアマインドの行動指針

誰もが今の年収や資産を増やしたいと考えていると思います。

 

好きな時に旅行に行って高級ホテルに泊まったり、ゴルフなどのお金のかかる趣味を思う存分楽しんでいる人って、どんなことを考えたり、どんな活動をしているのかと、のぞき見したいと思ったことはないでしょうか?

 

今回は、そんなあなたの疑問への答えをお伝えします。

 

資産ゼロからたった2年半で億万長者に変身した経験を持ち、全米一のマネー・コーチ、お金のカリスマとして高く評価されているハーブ・エッカー氏が著した「ミリオネア・マインド」に、ミリオネアになるための14の行動指針が紹介されています。

 

行動指針は次のとおりです。

 

1.責任転嫁や自己正当化をしない。愚痴を言わない。

 

2.一日の終わりに、うまくいったことと、いかなかったことをひとつずつ書き出し、その理由を考える。この訓練で、どの戦略に効果があり、どの戦略が役にたたないかが分かってくる。

 

3.年収、資産総額の目標を書き出す。希望はなるべく高くする。期限もあわせて設定する。

 

4.自分が生まれつき持っていると思われる才能をすべて書き出す。次に、人生のいろいろな場面で、これらの才能をどこで利用できるかを書き出す。

 

5.とりあえず行動を起こす。

 

6.楽観的に考える。

 

7.自分の「弱み」ではなく、「強み」に注目する。

 

8.受け取り上手。例えば、人からほめられたら必ず「ありがとう」と言う。お礼のつもりで相手のことをほめたりしてはいけない。ほめ言葉の価値が半減する。

 

9.金額の大小を問わず、お金を受け取ったら熱狂的に祝杯を挙げる。

 

10.自分を甘やかす。月に一度は、肉体的、精神的に栄養になることをする。

 

11.今の仕事が成果に応じて報酬が支払われる成果給でないなら、すぐに独立する。

 

12.勉強を怠らない。少なくとも、毎月一冊は投資関係の本や雑誌を読む。

 

13.勤労所得よりも不労所得にもっと関心を持つ。

 

14.常に成長を心がける。

 

まとめると、自分の強みを生かせる仕事をしながら強みを磨き続け、楽天的に行動し、勉強好きになりましょうということになります。

 

人間的な資質を高めることが、永続的に豊かになるための王道なんでしょうね。

 

直接お金に関係する項目は5つだけですが、そのうちの一つである、「目標とする年収や資産の総額を書き出す」ことは、脳の無意識領域で実現するにはどうすればいいかを考え続けるので、大変有効な方法です。

 

全てを達成するのは難しいと感じる人もいるかもしれませんが、できることから始めて、少しずつミリオネアマインドを身に着けていきましょう。